冒険もので、面白い
地上波放送になると、バルス祭りが行われるラピュタ。人気も頷ける傑作です。冒険ものですし、ミステリーなところもあって、見ていてワクワクします。
登場人物も魅力的です。パズーは、良い奴だし、シータは王族というだけあって、気品があります。それに悪役のムスカがいい味を出しています。
私が好きな場面は食べ物が登場するシーンと、パズーが塔の上で立ち往生のシータを助けるシーンです。ジブリの食べ物はどれも美味しそうですが、ラピュタは格別です。ラピュタパンをいくつ食べたら数え切れないし、海賊たちに作ったスープも美味しそうです。スープとかっていっぺんにたくさん作った方が美味しそうですものね。塔の上のシーンは、ロボットが実は良いものなのではと分かるし、その終わりが切なくて好きです。その後、泣いてるシータに、パズーがロボットは可哀想だったねと言っているのもポイントが高いです。パズーは、女心の分かる良い男だなと思います。
エンディングもハッピーエンドで好きです。シータたちにあった海賊たちが、シータらの心配をしているのも、やっぱこいつら良い奴だなと分かって好きだし、ちゃんと宝を奪ってるところも好きです。
何度も見たくなる作品です。