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本当の海賊
個人的に宇宙漫画のトップだと思っているプラネテスを連載していた幸村誠が積むき出す大河ドラマ的な本作。
物語は主人公であるトルフィンの幼少期からスタート、アイスランドという土地で暮らしていたトルフィン一家であったが父のかつての戦友である者たちが戦への出兵を求めれ村のため仕方なく同行することとなった。
だが実はその出兵自体がすでに罠であり、父であるトールズは息子であるトルフィンを守るために命を落としてしまう。
父の命を奪った海賊の首領であるアシュラッドのへの仇を打つために、密航したトルフィンはこれ以降、奴隷編と呼ばれるあたりまで復讐にかられる人を殺めるのにもいとわない人間となってしまう。
、、、、というあたりまでが序章という感じでしょうか、連載年数も10年以上になっているので単行本で追いかけるのはやや苦労するかもしれません。
なので興味のある方には現在放映中のアニメ版を強くおすすめします。
プラネテスでもタッグを組んでいたNHKが放送しているので、作画などのクオリティは比較的安定していますし、おおむね原作とも相違なく進んでいるのでアニメが終わってからコミックスを追いかけるという選択肢もありだと思います。