ビートルズがもっと好きになる大傑作
ビートルズがいなくなった世界を描く映画「イエスタデイ」は、観るともっとビートルズが好きになる映画です。全てのビートルズファンは観るべき映画です。
物語は、主人公ジャックはイギリスの小さな田舎町の売れないシンガーソングライター。幼なじみでありマネージャーのエリーと一緒に音楽活動をしていたが、そんなある日、世界的な停電が起きて世界からビートルズの存在が消えてしまう。ビートルズの存在を知ってるのはジャックだけ。ジャックはビートルズの楽曲を歌い世界中で人気者になっていく、という展開です。
この映画がすごいのはとにかくビートルズ愛に溢れていること。ビートルズの小ネタ(「64歳になってもそばにいてくれる?」など)が、たくさんちりばめられててファンならクスッとするでしょう。
楽曲も「イエスタデイ」や「レットイットビー」など有名どころがたくさんあって、2時間全然飽きさせません。
どの曲もフルでは歌わないため映画はテンポ良く進んでいきます。
エドシーランが、ビートルズの引き立て役として出てるのもとても好印象です。
ネタバレになるのですが、後半、主人公ジャックが悩んでいるところでジョンレノンが登場します。「幸せになるにはウソをつかないこと」というジョンの言葉が印象に残ります。
名盤「アビイロード」から50年、今でもこんなに楽しませてくれる。
ビートルズの偉大さを改めて再確認できる、そんな映画です。