IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(原題:It: Chapter Two)とは、2019年のアメリカ合衆国の超自然的ホラー映画である。スティーヴン・キングの1986年の小説『IT』を原作とし、世界的な大ヒットを記録した2017年の映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編として制作された。R15+指定。
監督は前作に引き続きアンディ・ムスキエティが務め、脚本はゲイリー・ドーベルマンが手がけた。前作の出来事から27年後となる2016年を舞台に、ジェシカ・チャステイン、ジェームズ・マカヴォイ、ビル・ヘイダー、イザイア・ムスタファら豪華キャストが出演し、再び現れた恐怖の存在ペニーワイズは前作に続きビル・スカルスガルドが演じた。
物語は、メイン州デリーで再び起きた連続失踪事件をきっかけに、かつて「ルーザーズ・クラブ」としてペニーワイズと戦った子供たちが大人になり、再び故郷に集結して恐怖に立ち向かう姿を描く。大人になった彼らが過去のトラウマや幻影と対峙するドラマと、子供時代のフラッシュバックが交錯しながらストーリーが展開される。
製作は2016年から本格化し、2018年6月からトロントやポートホープなどで約86日間に及ぶ主要撮影が行われた。2019年9月に米国で劇場公開されると、ホラー映画として記録的な前売り券の販売枚数を叩き出し、全世界で4億7300万ドルを超える興行収入を記録した。日本国内では同年11月に公開され、前作の字幕版のみの公開から一転して、シリーズ初の吹き替え版も劇場公開されるなど大きな話題を集めた。

2iSuzukikikiのレビュー・評価・感想

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
8

子ども時代に限ったことが吉

スティーヴン・キングのITの映画化です。
原作は主人公たちの子供時代と大人時代が描かれていますが、本作は子供時代に限定して、殺人ピエロ、ペニー・ワイズと子供たちの戦いに的を絞って描いています。それが当たりで、すごく分かりやすいし、ホラーだけど、子どもたちの青春物語みたいな面もあって、ホラー版スタンド・バイ・ミーのようでした。
主人公の男の子は吃音で、それを気にしているんだけど、リーダーっぽくて顔も優しげでかっこいいです。弟をペニーワイズにやられて、それを信じられず生きてると弟を探すところが健気でした。唯一の女の子は、わりと分かりやすくお父さんから性的虐待を受けていることが示唆されていて、びっくりしました。古い方の映画はそんなに示唆してなかったと思うのに、冒険したなと思います。他の仲間たちも個性的でした。またペニーワイズが、子どもたちに見せるのは、それぞれが一番怖いと思うもので、それもみんなバラバラでおもしろかったです。不潔とか病気が怖いとかもいて、昔の小説ですが今っぽいなと思いました。ペニーワイズはおちゃらけているようで本当に怖いピエロでした。また、大人時代の話も映画化されるので楽しみです。
ペニーワイズとの戦いを、また見たいと思いました。