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reggaeのlegend
bobmarleyは一つのジャンルと言っても過言ではない。
音楽を聴いていると、オリジナリティの高さやカリスマ性からなるジャンルの枠を飛び越えた特別な1人というような人がごく稀に存在する。
bobmarleyはイギリス人の父とジャマイカ人の母を持つハーフだ。幼少期のbobmarleyは、肌の色がブラウンであり白人と黒人とのハーフというだけで周囲からは白い目で見られ、周りの人と馴染めずに過ごしていたそうだ。
わかりやすく言えばイジメをうけていたのだろう。
bobmarleyはwailersというコーラスグループに所属していた。このwailersというのは泣き叫ぶという意味であり、当時のジャマイカでの厳しい環境での嘆きや、政治に対しての怒り、Jah賛歌、平和への願いを歌に込めてきた。
そのメッセージは現代に生きる人の心にも響く歌が多く流行り廃りもないため、bobmarleyは既に亡き人ではあるが皆の心の中で永遠に生き続けるのである。
かつて、政党の争いにより生まれた戦争もbobmarleyはofficialな場で各党首の手を握らせて一つの争いを治めた、ミュージャンとしては異例の存在だ。
そんな彼が歌うメッセージに、こんな時代だからこそ是非耳を傾けてもらいたい。