グロいだけじゃない
1〜37巻(完結)、映画2作品、スピンオフから小説まであるタイトルです。いままでグロい系の漫画はさけていたのですが、この漫画を読み、グロい表現があったほうがいい漫画を知りました。まず1巻目から主人公が電車にはねられ体がバラバラになり、助からない絶望的な状況に陥るのですが、気づいたら黒い球がある謎の部屋にいる。そこから、黒い球の中に入っている銃のような武器を使い、転送され宇宙人たちと殺し合いをするという漫画です。宇宙人たちはほとんど人型で、銃のような武器で撃つと、ゲームで弾が当たったかのように内側からふくれるようにはじけます。相手の攻撃はスーツのような服を着ていればほとんどききません。しかし、宇宙人の中にはスーツではふせげない攻撃もあり、簡単に死んでしまいます。最初は戦闘メインの漫画に感じるのですが、主人公や謎の部屋にきてしまった人たちのストーリーがあります。それがスピンオフや小説で語られているため漫画以外の作品も楽しめます。さまざまな人達がどのように戦い、どのような考えで生きているのかが簡単に死んでしまう戦いだからこそとても重要に感じます。グロい表現というのは痛々しく、死にそうになる、ただそれだけではないというのを感じました