ミュージシャンにも愛されるバンド
メジャーデビューという言葉はパッと聞くといいフレーズに聞こえる。
でもメジャービューしたから世に出るという意味ではなく、そこからの飛躍は意外と難しい。いわゆるメジャー落ちというレーベルから出るという選択をしなければいけないバンドやミュージシャンは数多く存在する。
その中の一つがSUPER BEAVERだ。
でも彼らは諦めなかった。インディーズバンドになり自身のレーベルを設立し活動を自由化、活発化させ活動を行っていた。
そしてバンド結成から15年の時を経てインディーズバンドとして日本武道館というバンドマン、ミュージシャンなら必ず憧れの地として挙げられるステージに立った。
一度メジャー落ちを経験し、自分たちでプロモーションや曲作り、アレンジ、ツアーなどのスケジュール管理などをして一つ一つ結果を残してきた彼らの作る曲は多くの人の心を掴む。
歌詞の内容が人の真に迫る内容が多い事もあって、彼らの苦労や経験が何よりの説得力を持っている音として飛んでくる形になっている。
そのおかげかメジャー再契約を結んだ際にも元々のインディーズで築き上げてきたファンが離れていく様子もなく、むしろそれを応援する傾向にある。
SUPER BEAVERのような掴んだ心を離さないバンドは、いわゆる一発屋のようなバンドではなく、長く愛され続けるバンドになる事は間違いない。