社会派ロックバンドと言われた人達
『THE BLUE HEARTS』といえば第2次バンドブームを代表するバンドの一つとして今現在も色々な場所で曲が使われていたり、現代のミュージシャンからもリスペクトされてカバー曲を歌われたりするバンドである。
歌の内容については、歌詞の社会的メッセージ性がかなり強い内容となっている。
有名な曲でいうと「リンダリンダ」「青空」「1000のバイオリン」「夢」などがある。バンド内での作曲担当は2人、Vo.甲本 ヒロト(以降 ヒロト)Gt. Vo真島 昌利(以降 マーシー)の2人だ。ヒロトは多趣味で曲作りにも遊び心やポップセンスが光る曲をポンと出す傾向にあり、マーシーは曲を作ることが好きすぎて勉強熱心のため歌詞に深みが出るいわゆる名曲が多い。
曲調自体のベースとなるのはパンクロックが目立つが、彼ら自身がもともとやっていたバンドのルーツが主に60年代の音楽(洋楽)をベースにやっていたので、いわゆる3コードのブルースなどの渋めの音楽もブルーハーツの音楽に影響を与えていることがわかる。
ブルーハーツにも影響を与えたバンド、ビートルズやローリングストーンズは自分たちの敬愛する音楽を自分たちなりに解釈し、自分たちの音に乗せ世界中の多くの人にわかりやすく伝えるということをしてきた。ブルーハーツはそういったバンドの音楽という点だけでなくその心を映し出したバンドと言えるでしょう。