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怖い
世界中の大半の子どもが死亡し、子どもが生まれなくなった世界で、妊娠8ヶ月の少女を政府から守る反政府勢力の人々の話です。
はっきり言って、この映画は怖いです。
もう世界に希望が見えなくて、自殺用の薬とかが用意されていて、それで人が死ぬシーンも怖いし、反政府と政府の争いも銃はバンバンだし、すごく恐ろしいです。
出生率とか問題になっていますが、本当に子どものいない社会ってこんなにも荒んだものになるんだなと思いました。
なんとなく暗く、未来に希望が持てない感じでとても怖いです。
これは映画ですが、いつかこのような未来が現実にくるのではないかという恐怖もありました。
映画の設定は2027年です。
あと少ししかありません。
本当にこんなことが待っているのかなと思うとゾッとします。
本作は、結局何が言いたいのかよく分からないし、ただただ荒んだ世界を見せつけられただけのような気もしますが、見応えはありました。
いつか来るかもしれない未来を見て、このままでは駄目だという警鐘を鳴らしたかったのでしょうか。
日本政府も、もっと危機感を持って少子化問題とかに取り組んでほしいです。
話は逸れましたが、怖いですが、見るといろいろ考えさせられるので、一度は見てほしい作品です。