十字架のろくにん

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十字架のろくにん
7

好みがわかれる作品です

始まりから重い内容だけれど、読み進めていくと復讐をどうやって遂げていくのか気になります。
突然いじめられ、両親は事故死(事故死に見える他殺)、弟は寝たきりと絶望しかないそんな世界で復讐を誓う主人公。そして元軍人の祖父の元に身を置き、人の殺し方などを学んだ主人公は4年の歳月を経て高校生になり復讐の決行を決意する。元軍人の祖父からいったい何を学び、どういう心境で生きてきたのか、この後の復讐により明らかになっていきます。
こんないじめが身近でも起こりうるから恐ろしく、他人事ではないと感じました。
読んでいると胸が押しつぶされそうな気持ちだったり、スカッとする気持ちだったりでドキドキハラハラします。
そして5人の敵(いじめっ子)は誰も改心してないクズでした。キャラそれぞれのゲスさも見どころです。
タイトルが「十字架のろくにん」ってゆうのも、5人のいじめっことあと1人は誰を指しているのかこの後の展開に期待です。
好みは分かれるかもしれませんが、流血やグロシーン、胸糞悪い系が好きな方にはオススメです。
本編終わってからの四コマが面白くて笑いました。
祖父が可愛くってきっと好きになりますよ。
この後の展開で主人公家族が幸せになればいいなと願います。