歴史と物語が混ざった超大作
こちらのアニメは御存知な方もいらっしゃると思いますが、アニメが原作で映画版も出てる超人気作です。中国の歴史である春秋戦国時代を舞台に描かれています。一部の登場人物も実在していた人物で見ているうちにどこまでが実話でどこからがフィクションなのか分からないくらい、むしろそんなことはどうでもよくなってしまうくらいにはまっていきます。そしてなにより物語の展開が早く、次回が大変気になる内容になっています。
あらすじとしては、主役の下僕出身の「信」という男の子が共に下僕出身の親友である「票」という男の子と大きな夢である武将になることを夢見て日々訓練をしていたころから始まります。信はどちらかというと、素直で忖度などを考えられないタイプで常に真正面から壁に突き進んでいくタイプで、親友の票は、正反対でいつも冷静でそれでいて頭がいい男の子。しかしこの二人は昌文君というお偉いさんの登場によって別々の道を歩むことになります。票が嬴政(えいせい)という王にとても似ていたことから王宮に遣えることとなります。そして信にとってとても衝撃的なことが起こります。なんと親友であった票が嬴政の身代わりになって死んでしまいます。実は王宮内は弟の成蟜(せいきょう)の派閥でもめていたのです。しかし嬴政から票がどんな思いで身代わりという大役を受けたか聞かされ、やがては信も嬴政の右腕となり、王騎将軍や人格的にも武力も申し分のない本物の武将たちや、強豪の敵たちと戦っていくことで成長する物語です。残念ながらセカンドシーズンまでしかアニメは制作されてないのですが必ず漫画を読みたくなること間違いなしの作品です。