SKY-HI / 日高光啓

SKY-HI / 日高光啓

SKY-HI(スカイハイ)とは、日本のラッパー、ソングライター、トラックメイカー、音楽プロデューサーである。1986年12月12日生まれ。男女混合パフォーマンスグループ『AAA』のメンバーであり、本名およびグループでの活動名義は日高 光啓(ひだか みつひろ)。千葉県出身。音楽事務所『BMSG』の代表取締役CEOを務める。
幼少期から多彩な習い事に取り組み、中学時代にMTVでラップに触れたことをきっかけに音楽を志した。ジャニーズJr.としての活動を経て、2005年にAAAのメンバーとしてメジャーデビューを果たした。グループではラップ部分の作詞を担当し、同時期から「SKY-HI」名義でクラブシーンを中心にソロとしてのキャリアを築いていく。インディーズレーベルの主宰などを経て、2013年にはソロアーティストとしてメジャーデビューを果たし、全国ツアーの開催や多様なアーティストとのコラボレーションなど精力的に音楽活動を展開した。
2020年には私費を投じてボーイズグループ発掘オーディション『THE FIRST』を開催し、高い注目を集めた。同年には総合エンターテインメント会社『BMSG』を設立し、次世代の才能の発掘や育成、プロデュース業にも尽力している。

satoharu9のレビュー・評価・感想

SKY-HI / 日高光啓
7

ランダム再生厳禁。”彼”そのものを受け取ってほしい。

ダンスボーカルグループ「AAA」のラップ担当としても活躍されている日高光啓さんのソロ名義です。
SKY-HIの楽曲はすべて彼自身の作詞で、作曲や編曲もほぼすべて彼が手がけています。ミュージックビデオを自己プロデュースすることも少なくなく、非常に精力的に行っているライブツアーの演出も彼の手によるものです。さらにはピアノやドラムやギターの演奏も得意です。そしてキリリとした眉の濃いめなイケメン。そんなことってある?という感じですが、あるんですね。
音楽ジャンルとしてはヒップホップです。筆者はSKY-HIを聴くまでヒップホップはさっぱりだったのですが、彼の音楽には絶妙にポップスの色が混ざっていて聴きやすいと思います。SKY-HIの音楽はエンタメとアートのあいだに揺れています。「聞いて楽しい」「かっこいい」「オシャレ」な曲でありながら、彼の哲学とでもいうべき「現代人はいかに生きればよいのか」というテーマが同じかそれ以上の重さで含まれています。現代日本に隠れたあらゆる闇を鮮やかに切り裂くリリックにはいつもドキリとさせられます。
彼自身がリリース時に「自分そのもの」と語ったアルバム「JAPRISON」は「JAPAN+PRISON」の造語をタイトルとしているのですが、この現代日本社会をあれこれ悩み苦しみながらも生き抜く彼の姿がそのまま音楽になっていて、聞き流すことはできない、ランダム再生もできない、耳から離れない1枚です。