レディ・バード

レディ・バード

『レディ・バード』(Lady Bird)とは、2017年のアメリカ合衆国の青春映画である。俳優のグレタ・ガーウィグが単独で初監督・脚本を務め、主人公の高校生をシアーシャ・ローナンが演じた。
ストーリーは、2002年のカリフォルニア州サクラメントを舞台に展開される。カトリック系の高校に通う自称「レディ・バード」ことクリスティンは、文化的な都会であるニューヨークの大学への進学を強く希望していた。しかし、家計を支えるために看護師として働く母とは意見が対立し、進路をめぐって度々衝突していた。学校では演劇部への参加や恋愛、友人関係のすれ違いなどを経験しながら多感な思春期を過ごしていく。複雑な葛藤や母との確執を抱えながらも、周囲の人々の思いに気づき、自立への道を歩み出す少女の姿が瑞々しく描かれる。
公開当時には映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで極めて高い評価を獲得し、シアーシャ・ローナンやローリー・メトカーフの演技、グレタ・ガーウィグの演出に対して世界中から絶賛の声が寄せられた。第90回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞の5部門にノミネートされ、第75回ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル・コメディ部門)と主演女優賞を受賞するなど、数々の映画賞で高い評価を受けた。

ayu6166のレビュー・評価・感想

レディ・バード
9

自分の思春期を思い出す懐かしい映画。

思春期の全てが詰まってる。大人になるということ。

高校生という思春期に抱く、大人への憧れを描いた映画。高校生になり、いろいろなことに興味も出てきて、周りにはたくさんの情報がある。そして、高校生は次の進路を今までと違って自分で調べ、自分で考え、自分で結論を出さなくてはならない。そんな、大人へと近づく過程で抱く、おしゃれや恋愛、友情に関してのさまざまな憧れ。お金持ちな子やかっこいい彼氏がいる子への憧れ。いつまでも子供扱いされるけど、早く大人になりたい。それからくる見栄やプライドで、ちょっぴり背伸びをしてしまう。だから、恋愛も友情もはちゃめちゃで傷つくこともある。でも楽しい。親の言うことに振り回され、親に反抗しては、失敗し、なんでも親のせいにする。時には親に自分は愛されてないんじゃないかって思うこともある。

一方で、親は子の為を思って、厳しく愛を持って叱ってくれる。思春期な間はそれを、うざいと思うこともあるけど、離れてみて、大人に近づいて、初めて親のしつけや助言がありがたいものだとわかる。子どものうちにたくさん失敗して、色んなことを経験して、たくさんのことを学ぶ。

親も思春期の子にはドギマギして、言いたくないことまで言ってしまう。本当は娘、息子とたくさん話したいけど、素直になれない。

大人になってから見ると、自分の思春期の時代を見ているようで懐かしく、また、親に感謝したくなる映画。