レオン / Leon / The Professional

レオン / Leon / The Professional

『レオン』とは、1994年公開のリュック・ベッソン監督によるアメリカ・フランス合作のアクション映画。
ナタリー・ポートマンの映画デビュー作であり、本作によって脚光を浴びることとなった。
幼いころから殺し屋として生きてきた男レオンと、父親と義姉の虐待により幼い弟にしか心を開けない少女マチルダ。 ある出来事から殺しを教えることになったレオンとマチルダの奇妙な共同生活を描く。
日本公開時のキャッチコピーは「凶暴な純愛」。

BHOPE7のレビュー・評価・感想

レオン / Leon / The Professional
9

役者がいい

殺し屋と少女の逃避行の話です。少女の親父が、麻薬をくすねて、麻薬取締官に目をつけられら家族もろとも殺されます。一人残された少女は、弟の仇を討つため、殺し屋に弟子入りするという話です。演じてる役者さんたちがとてもいいです。敵の麻薬取締官のトップは、ゲイリー・オールドマンが演じています。それがすごく怖くて存在感がありすぎます。この映画のあと、ゲイリーは悪役が定番になりました。殺し屋はジャンレノで、孤独で不器用なかんじがとてもよかったです。少女はナタリー・ポートマンが演じていて、かわいらしいです。まず、ファッションが独特でかわいいし、表情もなんか大人っぽくていいです。それ以外のキャラもいい役者さんです。殺される父親は情けない感じだし、ゲイリーの部下は個性的な人ばかりでおもしろいです。ナタリーがジャンレノに恋をするのですが、それは憧れなのか、本当の恋なのか、友情なのか、本人にもわかる時間もなく、ジャンレノと別れてしまいますが、2人の間に何かしらの愛情があったのは確かです。ナタリーが、ジャンレノから託された植物の世話をするところとか泣けます。あと、エンディングの歌が素晴らしいです。あのイントロを聞くと涙が出てきます。