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役者がいい
殺し屋と少女の逃避行の話です。少女の親父が、麻薬をくすねて、麻薬取締官に目をつけられら家族もろとも殺されます。一人残された少女は、弟の仇を討つため、殺し屋に弟子入りするという話です。演じてる役者さんたちがとてもいいです。敵の麻薬取締官のトップは、ゲイリー・オールドマンが演じています。それがすごく怖くて存在感がありすぎます。この映画のあと、ゲイリーは悪役が定番になりました。殺し屋はジャンレノで、孤独で不器用なかんじがとてもよかったです。少女はナタリー・ポートマンが演じていて、かわいらしいです。まず、ファッションが独特でかわいいし、表情もなんか大人っぽくていいです。それ以外のキャラもいい役者さんです。殺される父親は情けない感じだし、ゲイリーの部下は個性的な人ばかりでおもしろいです。ナタリーがジャンレノに恋をするのですが、それは憧れなのか、本当の恋なのか、友情なのか、本人にもわかる時間もなく、ジャンレノと別れてしまいますが、2人の間に何かしらの愛情があったのは確かです。ナタリーが、ジャンレノから託された植物の世話をするところとか泣けます。あと、エンディングの歌が素晴らしいです。あのイントロを聞くと涙が出てきます。