PSYCHO-PASS / サイコパス

PSYCHO-PASS / サイコパス

『PSYCHO-PASS』(さいこぱす)とは、2012年からアニメの放送が開始した日本オリジナル作品。 第1期のアニメ放送で人気を博した『PSYCHO-PASS』は、第2期とつづき第3期が放送されている。 また、映画も4作品公開されるほどに人気のアニメ作品になっている。
舞台は人が犯罪を犯す可能性を犯罪係数として可視化できるようになった近未来。 ドミネーターと呼ばれる拳銃型機械を用いて警察が犯罪係数の高い人々を逮捕・排除する世の中で警察官である主人公の常守朱(つねもり あかね)と執行官の狡噛慎也(こうがみ しんや)や仲間たちが凶悪犯に立ち向かいながらも抱えた闇と戦っていく。管理社会のディストピアのなかでの犯罪者、刑事の物語が描かれており、特殊能力バトルではなく、互いの知能を駆使した「知恵比べ」が中心となる。
アニメの『PSYCHO-PASS』は、漫画の『監視官常守朱』というタイトルを元に作成されており、漫画は全部で6巻ある。 他にもアニメと付随した漫画も発売されている。

go-1122716711154382760627のレビュー・評価・感想

PSYCHO-PASS / サイコパス
10

最後まで見逃せない

近未来の日本の公安局をテーマにしたアニメ作品です。
携帯型心理診断鎮圧執行システム「ドミネーター」という銃を使い犯罪者の犯罪係数を読み取り数値によって人を処罰するというものです。主人公は常守朱監視官。新人の女の子です。シビュラシステムという公安局のネットワークシステムに選ばれ公安局入りします。配属早々に事件現場に呼ばれ、ここから色々な事件の解決に関わって行きます。監視官の部下は執行官です。執行官は潜在犯で犯罪係数が規定値を上回っていますがシビュラシステムに選ばられ刑事課に所属しています。監視官なしに外を出歩くことはできません。シビュラシステムが生きる価値がないと認めた潜在犯には「エリミネーター」で即刻排除、死亡します。まだ更生の余地があるとみなしたら「パラライザー」で一時的に失神させ隔離施設でメンタルケアを受けさせます。常守朱監視官と部下の狡噛慎也執行官の2人が主に物語を引っ張っていきます。物語が進むにつれ分かるのですが、狡噛慎也執行官は元監視官なのです。とある事件の捜査中に犯罪係数が急上昇し執行官落ちになります。その事件のときに狡噛慎也執行官だけが手がかりとして見つけ出したのが黒幕であろう男の名前「槙島聖護」です。この槙島聖護という男がこれまでの事件に関わっており、でも直接自分では手を下さないという伏線だらけの見ていてとても面白くなるアニメです。狡噛慎也と槙島聖護の戦いは目が離せません。今まで話してきたのは1期の内容だけですが作品は続いていますので、どう展開していくのか楽しみです。