国語力アップにも繋がる!
私がこの作品を初めて読んだのは友達に勧められてでした。
主人公は中島敦という実際に存在した文豪です。
中島敦は今まで孤児院にいましたが経営が厳しくなったとの事で追い出されてしまいました。孤児院ではひどい扱いを受けていたのでやっと解放されたと思うと同時に仕事もなく、餓死しそうになっていたところ、川で自殺をしようとしていた太宰治を発見し、助けます。
それから自分が孤児院を追い出された本当の理由を太宰治から知らされ、実はこの世には特殊な異能力を持っている人が少なからず存在するというのを教えてもらいました。
もちろん、そんなこと信じられない中島敦ですが自身の力が暴走して発動してしまいます。
中島敦の異能力『月下獣』は白虎になり、自身の意思に関係なく、本能の赴くままに暴れてしまうというものでした。暴れ回る白虎になった中島敦を見た太宰治は焦ることなく自身の異能力『人間失格』を発動し、中島敦を止めす。
その後『武装探偵社』という昼と夜の間を取り仕切る探偵集団であり、社員のほとんどが異能力者という組織に中島敦は入ることになりました。
そんな中、懸賞首になっていた中島敦を狙う組織『ポートマフィア』と出会ってしまった中島敦は命を狙われてしまいます。ですが、武装探偵社の社員の助けがあり、1度は諦めたポートマフィア。
この後も武装探偵社とポートマフィアとの敵対は続き、外国をも巻き込んだ抗争が広がっていきます。
出てくるキャラクターは日本の文豪だけでなく、外国の文豪も出てきて、更に異能力は実際の作品なのでセットで覚えられます。アニメやマンガを見ると同時に国語の勉強にもなります。中高生にオススメの作品です!