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話がむちゃくちゃ
踊るシリーズの映画化第4弾の作品です。踊るはドラマシリーズはおもしろかったのですが、映画はどんどん悪くなる感じです。この映画はひどかったです。事件としては子ども誘拐が起こり、犯人は警察関係者にいるのか?という話ですが、最初から犯人が誰だかわかります。それくらいわかりやすく、私怪しいですよー感をかもしだしてるのです。これでは、オチのときのおどろきもなにもないです。で、映画の中自体でも、結構早い段階で犯人はわかるのですが、その後も、警察が彼を放置します。推理ものの中の警察が無能なのは邦画、洋画問わずあるあるですが、これはひどすぎると思います。犯人と分ったなら、取り調べるだろうと思うし、話の展開上、泳がせないといけないのかもしれませんが、説得力がないので、意味が全くわかりません。子どもの居場所を青島が思いつくところも全く理解できないし、子どもはバナナが好きだからバナナ倉庫にいるって、これはなんのギャグですかという感じでした。このように話がめちゃくちゃなので、とてもまともに見ようという気は起こりません。青島くんとか、すみれさんや署長たちなど素敵なキャラクターはいるし、魅力的な映画になるはずなのに残念です。