マイクは怖くない。
「モンスターズ・インク」の名コンビの大学時代の話です。
マイクは怖くないのに、怖がらせ屋になりたいと思っていてという話でした。
すごい頑張り屋だし、他の人のプロデュース能力もあるけど、自身は怖くなくてという、人生ってうまくいかないなということを教えてくれるいい作品だと思いました。勉強がんばっても向き不向きがあるとか、そういう本当のことを描くところがさすがピクサーという感じです。だから、こどもだけでなく大人も楽しめるのだなと思いました。
いろいろあって憧れの会社に入れそうにない2人だけど、正規ではない道を通って、怖がらせ屋とその相棒にのし上がっていく展開は胸アツです。マイクもサリーも、「モンスターズ・インク」の時より若く、なんか生意気なところもありますが、心根は変わらなくて、ああ、また2人に会えたという感じです。彼ら以外にも「モンスターズ・インク」に出てきたキャラも出てきますし、「モンスターズ・インク」ファンにはうれしい映画でした。
でも前作を見ていなくてもわかる話ですし、こっちを見てから前作を見てもいいと思います。こちらにしか出てこない、マイクらの仲間たちも個性的でかわいいです。モブキャラもいろんなモンスターがいるので、何回見ても楽しめます。