2
映画に詰め込むのが厳しかった
今回この「ドラゴンクエストユアストーリー」を見させていただきましたが、まずいい点を語っていきたいと思います。序盤のゲーム画面での表現ですが、賛否両論はありますが、2時間弱でドラゴンクエストの世界観、話を詰め込むの厳しいものでとてもじゃないけど入りきるものではありません。その点をどうするのかなと思いつつ映画館に足を運びました。実際、初見で見たときにはなるほどとなりました。わかりにくい箇所もありますがこれはこれでありなのかもしれないと感じました。
苦肉の策だったのかもしれません。その後淡々とお話が続いていき、問題の最後のシーン。例えばこれが初めてドラゴンクエストに触れる人であれば、これは本来のドラゴンクエストの展開やまして本物のドラゴンクエストではこういう表現は絶対にしないと言いたいし、ドラゴンクエストをプレイしたことある人であれば、急に「大人になれ」と言われ現実を突きつけられるような表現は思い出を傷つけられたといわれてもしょうがないと思います。最後にどんでん返しみたいな映像の表現をしたかったがためにした表現方法だとは思いますが、悪手だったと感じます。ただこの少ない時間内で納める、更にはインパクト、映画としての締めくくりと考えたとき、この様な結果になってしまったのはしょうがないのかなと感じました。