ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO

『ソードアート・オンライン』は、川原礫による日本のライトノベル作品である。アスキー・メディアワークスより出版され、全巻発行部数は1,000万部を超える。アニメ化や漫画化、ゲーム化などのメディアミックス展開も行われている。
本作は当初、第9回電撃ゲーム小説大賞応募用に執筆された作品だったが、ページ数の問題で応募ができず、ウェブサイトにオンライン小説として掲載されていた。その後川原が別作品で電撃小説大賞の大賞を受賞。その際に担当編集者が本作を読んだことで商業化につながった。
本作はログアウトができなくなりゲームでの死が現実の死に直結してしまった仮想現実MMORPG「ソードアート・オンライン」(SAO)、SAOの一部のプレイヤーが閉じ込められた「アルヴヘイム・オンライン」(ALO)など、仮想世界をめぐる様々な事件が描かれる。
本作は、バトル要素やラブロマンス、サバイバル要素などが絶妙に組み合わされた魅力的なストーリー展開や、キャラクターの細かい描写が特徴で、多くのファンを獲得している。

aya4141のレビュー・評価・感想

ソードアート・オンライン / Sword Art Online / SAO
10

近い将来出てくる技術を使って描いた、感動できるアニメーション

ソードアート・オンラインは、声優の松岡禎丞が演じる主人公のキリトこと桐ヶ谷和人が、ソードアート・オンラインというゲームに閉じ込められ、他のプレイヤーと共にゲームのクリアを目指し、現実世界に戻ろうとする内容を描いた作品です。このゲームは、HPが0になると現実世界の自分も死んでしまい、戻れなくなってしまいます。
主人公のキリトと、ヒロインのアスナこと結城明日奈との関係や、他の主要キャラクターどの関係が描かれており、そこが魅力のひとつです。最終的には、キリトがラスボスを倒し、現実世界に戻ることができたのですが、このゲームの犠牲者は多く、無事帰還できた者もずっとゲームの中に閉じ込められていたため、現実世界の身体は寝たきりの状態でした。そしてリハビリを経て、徐々に現実世界に復帰していきます。ゲームの中で生まれた友情や恋心は現実世界にでも継続されております。このゲームはここまでで一旦終了しますが、物語は現実世界に戻ってきても続いており、別のゲームでも問題が発生し、その問題を解決するためにキリトたちが頑張ります。最終的には、どの話しも最初のソードアート・オンラインのゲームに繋がっており、そのゲーム内で起こったことがきっかけで物語が進みます。
キャラクター同士の友情や恋心の変化が楽しめる作品ですが、最新の科学技術に関わる内容もたくさん出てくるので、すごく興味深い作品であると思います。