お前はもう死んでいる
時は200x年。世界は核の炎に包まれた。
世界が荒廃する中、北斗神拳伝承者のケンシロウは愛する人ユリアを奪うためにやってきた親友のシンと一騎打ちを行い、敗れてしまう。
無理やりにでもユリアに「愛している」と言わせたかったシンは、ケンシロウの胸に指を一本ずつ突き刺し7つ目の傷をつけた所でユリアの心が完全に折れてしまう。命はとりとめたものの重傷を負い、ユリアまで攫われてしまったケンシロウはユリアを取り戻し、シンへと復讐する為に再び立ち上がった。
次々と敵を撃破するケンシロウの北斗神拳は一子相伝であり、人体の経絡秘孔をついて敵を内部から破壊してしまうという恐ろしい拳であった。
バットやリンなどの仲間とも出会い、旅の中で信頼関係を築いていく。個人的には今日よりも明日の事を大事にしていた種もみのじいさんのストーリーは大好きです。ぜひ見てください。
北斗の拳の世界では強敵とかいてともと読みます。この言葉通り、ゲスいことをする敵キャラクターでも戦いの中での絶対に譲れない思いや散り際の男前さは今の令和に生きる男性諸君も見習うべきところがあるのではないでしょうか?
僕自身、ケンシロウだけではなく、シンやその後にでてくる強敵に惚れ惚れとしてしまうことが多く、主人公が誰なのかを忘れてしまうことが何度もありました。また、わき役についても目が離せません。恐らく人生の中で20回以上は読み返していると思います。それぐらい面白いマンガです。是非読んでみてください。