盾の勇者が異世界で仲間に裏切られ失意のどん底から成り上がる痛快異世界ファンタジー開幕
オタク大学生の岩谷尚文(以降、尚文)は、ある日図書館で1冊の本に導かれて異世界に召還されてしまう。
異世界に勇者として召還されたのは、尚文の他3人(錬・樹・元康)で、尚文は盾・錬は剣・樹は弓・元康は槍と
四聖勇者として、それぞれ違う年代から召還されてきたのである。
与えられた使命は、この異世界で起こっている「波」という厄災を振り払うことであったが、盾の勇者尚文は国王からは
偏見の目で見られ、国王の娘には裏切られて金と勇者としての立場を失うことになり、厄災どころではなくなる。
それは全て、国王の娘が仕組んだ罠であり、その罠に国王および他3勇者が疑うこともなくはまってしまい、尚文を更に
人間不信にさせてしまうのであった。他人を信頼出来ない尚文は、奴隷商人から少女を買い取るが、少女は病気を患って
いたため、尚文が薬を煎じて完治させるのであった。そして少女(ラフタリア)を自分の剣として鍛えて、「波」に対抗
出来る仲間を手に入れたのである。尚文が勇者としての力を付けるほど、他の勇者が全く使えない勇者となり、武器
が防具に劣ってしまうのであるが、それでも尚文への偏見が変わらないために、勇者同士が協力できない状況が続く。
この状況に女王陛下が立ち上がり、国王および国王の娘に鉄槌を下し、尚文も積もっていたものを吐き出したのである。
国王をゲス・国王の娘をビッチと蔑むところが実に痛快です。更には、新たに異世界の勇者が登場してくるなど、展開も
目白押しです。果たして尚文と3勇者は、理解し協力することが出来るのか?今後の展開に注目です。