夢を叶える
ある1人の男が、サーカスを作ろうと立ち上がりました。
小柄な人、大柄な人、声量が物凄い人、アクションがすごい人、所謂特殊な力を持つ人を、その男は採用していきました。
サーカスが幕開け、人や動物が音楽と一体になってパフォーマンスする姿に観客は魅了されていきます。
しかし、その一方でサーカスの存在を良く思わず、街から出て行けと過激に抗議する人達も存在しました。新聞記者の1人も反対派の人間で、新聞には辛口のコメントが書かれてしまいます。
それでも、着々と人気を集めてくるサーカス。
遂に、エリザベス女王に謁見する機会が与えられたのです。
このまま軌道に乗っていくであろうと誰もが思っていたタイミングで、その男の前に歌姫が現れます。
彼女の歌声に惚れ込んでしまった男は、サーカスを置いて彼女の凱旋公演を企画し、彼女と共に家族を置いて出かけてしまいます。
取り残されたサーカス団は、自分達だけででもできる!と意気込み、公演を続けます。
しかし、サーカス反対派との小競り合いが暴動にまで発展し、会場を放火で燃やされてしまいます。
放火を目の当たりにした、男は絶望し、サーカス団との間の信頼関係も壊れかけた。
そんな中、男と協力してサーカスを経営していたある人物が自分の取り分を使っていいと言い出す。
場所の、新たな候補も挙がり、サーカス団は再建に向けて動き出す。
誰に何を言われようが、自分の望む夢に向かって突き進む、夢追い人が観ると心に突き刺さるのではないでしょうか。