indigo la End

indigo la End

indigo la End(インディゴ ラ エンド)とは、川谷絵音、長田カーティス、後鳥亮介、佐藤栄太郎の4人組ロックバンドである。叶わない恋を題材にした曲が多く、聴き手に解釈を委ねるような歌詞も魅力のひとつである。バンド名はスピッツのアルバム『インディゴ地平線』から取られている。

waffle10061のレビュー・評価・感想

indigo la End
9

高いセッション力を持つバンド

ゲスの極み乙女。のギターボーカルとしても活躍する、川谷絵音さんが率いるindigo la End。ゲスの極み乙女。とは全く違うイメージで曲が作られています。デビューしたての頃のEP「渚にて」からはノイズミュージックのような歪んだギターにどっしりと軽やかに動くベース、テクニカルで気持ちの良いドラム、ハイトーンのボーカルというイメージでしたが、「Crying End Roll」や「PULSATE」では清涼感のあるサウンドにも磨きがかかり、多くの感情を届けています。
YouTube にもおおくのPVが無料で閲覧できるようになっていて、そのなかでも特におすすめなのが「瞳に映らない」です。その理由としては、まず楽曲としての完成度の高さです。デビューから数々の曲を世に出しその中からさらに殻を一枚破るような新しさが魅力です。また、PVに注目すると女優の波瑠さんが出演しており、川谷絵音さんとの共演は必見です。
また、ライブでは音源通りの演奏を心がけているようで、ライブのアレンジというものは少ないようですが、生でCD通りの演奏ができる技術力の高さと、目の前に広がる圧倒的な世界観を誇るライブは凄まじいの一言です。

知れば知るほど、そして新しい曲が出れば出るほど新しい面を見せてくれる indigo la End の今後にますます期待が高まります。おすすめです!