永遠のカリスマロックアーティスト。ヒムロック。
BOOWYを解散後、ソロアーティストとして活動をはじめ、これまで常に第一線で活躍してきた偉大なるアーティスト「氷室京介 通称:ヒムロック」。
1988年にソロ活動を開始し、その年にリリースされたファーストアルバム「Flowers for Algernon」はその年のレコード大賞アルバム大賞に輝きます。
その後順調に活躍し続け、1992年にリリースしたシングル「KISS ME」、1993年にリリースしたアルバム「Memories Of Blue」がいずれも自身初となるミリオンセールスを記録します。しかしその商業的な音楽の在り方に苦悩し、より自分らしい音楽を求め1997年にロサンゼルスへ移住します。
そのロスでの音楽的影響がのちのヒムロックの作品に大きく及ぼし、さらなる進化したヒムロックの音楽性が発揮されていきます。
しかし2014年のツアーの最中に「氷室京介を卒業する」と電撃発表をします。理由は「トーンデフ」と呼ばれる耳の難聴により、自身のイメージするライブ活動が次第に取れなくなりつつあることからです。そして2017年に「KYOSUKE HIMURO LAST GIGS」をもってヒムロックとして最後のライブを締めくくります。しかし最後の最後までライブを通して自身のミュージシャンとしての生きざまを見せてくれたその姿に、一ファンである私としてはとてつもなく感動を覚えました。
その音楽性をはじめ、音楽に対するストイックなほどの姿勢はまさにカリスマそのものであり、その後の多くのアーティストにも影響を与え続けるミュージシャンです。まさに「かっこいい」を地で行く存在そのものです。