「プリキュアがママになる!?」
「プリキュアがママになる!?」というキャッチフレーズが衝撃的ですが、これまでのフレッシュ、ドキドキ、魔法つかいといった作品でもあった、所謂「疑似家族」なので大きなお友達も安心して観れるかもしれません(笑)。
作中でも扱われている「未来を守る」というテーマはメイン視聴者の子供たちにとっても重要なテーマだと思い、序盤ながら受け入れられれば幸いです。
また、前作プリキュアアラモードでは意図的に廃していた肉弾戦が本作において復活し、戦闘シーンは毎回緊迫感溢れる迫力の描写がなされており、アクションシーンが好きな方にもハマれると思います。
面白いのは、敵組織が企業の形をとっており、悪役の為、どうしても描写が「ブラック企業」を思わせる形となっていて、大人の視聴者は我が身をつまむ思いに駆られているという現象が起きているという事です(それらの要素も大人の視聴者を魅了する要素の一つかもしれませんが)。
キャラクターデザインは過去作では5及びスマイルを担当した川村敏江氏が担当していて、川村氏特有の可愛らしいデザインが放送前から話題になっており、絵柄的にも親しみやすいシリーズとなっています。
数々の謎を含んだ展開や、シリーズ15作を記念した展開等、見逃せません。