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悪役主役
悪役が主役の作品です。ある日、最大のライバルのヒーローがいなくなり、街を牛耳ることができるようになったメガマインド。でもなんか、つまらなくて…という話です。ヒーローがいなくなり、なんだか面白くなくなったというのはよくわかるし、2人は互いにいてこそ成り立っていたんだなと思いました。主役のメガマインドの声は山寺宏一さんがされていて、とてもユーモラスな悪役でした。彼が悪役になった生い立ちも映画の最初で語られるのですが、山寺さんが声をやってるし、コミカルに描いてるから見ていられるけど、考えるとちょっとひどいなという生い立ちです。あんなふうにみんなから悪く言われたらそりゃ悪くなるしかないでしょて感じでした。ああやって、悪は作られるんだなと思ってしまいました。ヒロインは、なんだか気の強い女の人で、ヒーローの友達だったテレビレポーターです。メガマインドに捕まっても、またか、て感じで冷静で頭も良く、女の私から見ても好感度が高いです。あと、ヒーローがヒーローをやめた理由が、くだらなくて、さすがドリームワークスと思いました。ドリームワークスの作品はどこか皮肉があって好きです。また、見たいなと思います。