約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland

『約束のネバーランド』とは白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本のダーク・ファンタジー・サスペンス漫画。2016年8月に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。GFハウスという孤児院で育てられた主人公のエマとその仲間達による、過酷な運命を自分の手で変えようともがき奮闘する物語である。ジャンプのセオリーである“友情、努力、勝利”を違う角度から描いている点や、独特な世界観、ミステリー要素を含むストーリー性などで人気を集め、テレビアニメ化や小説化、映画化と多岐にわたる支持を得ている。

7gomochiのレビュー・評価・感想

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約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
8

ドキドキハラハラが好きな人におすすめ!

初めて読んだ時の衝撃は今でも忘れられません。絵はとても細やかで、出てくる登場人物もかわいらしい人物ばかりなのに、その現実離れした作品内容に引き込まれました。
孤児院で幸せに生活する三人の主人公。小さなきっかけから自分たちのいる孤児院がそんなきれいな施設ではなく、鬼と称される化け物と関係を持つ組織だと知り脱出を心に決めます。脱出のために三人であらゆる方法を提案し考え、絆を深めていくシーンに心を惹かれました。この三人の主人公はいずれも最年長ではあるが、11歳という幼い年齢ながら自分たち以外の施設にいる全員をもつれて脱出しようと試みます。実際、脱出するまでにいくつもの困難が待ち受けているのですが、どんな時もお互いを信じ協力し合って成長していく彼らの姿にとても引き込まれました。またどのシーンも臨場感にあふれていて、読んでいるとどんどん話の世界に飲み込まれていく感覚でした。ハラハラするシーンだけでなく、友情と愛情を深く感じさせてくれる感動的なシーンも多々あり、泣いてしまった場面もいくつかありました。もともとスリルのある話が好きな私にとって今までで一番ハラハラする漫画でしたし、なにより漫画の世界観がとても素晴らしく読んでいてここまで引き込まれる漫画はほかにないと思います。この作品は漫画だけでなく、アニメも放送されたので漫画で読むのが少し億劫という方にはぜひアニメでもいいので見てほしい作品です。