のど自慢(映画)

のど自慢(映画)

『のど自慢』とは、1999年1月15日に東宝系で公開された日本の映画である。主演は室井滋と大友康平が務め、人気テレビ番組であるNHKのど自慢に出場しようと奮闘する人たちの姿を笑いと涙で描いたハートウォーミング・コメディである。2017年には『音楽喜劇「のど自慢」〜上を向いて歩こう〜』として舞台化もされた。
群馬県桐生市を舞台に、予選会を経て本選出場を目指す地元の人々の人間模様や、故郷に帰ってきた演歌歌手の葛藤などが描かれる。NHKは題材としての許諾のみで製作や宣伝のタイアップ、ロケ協力などは行っていない。
公開前には各映画会社による興行権争いが発生するなど話題を集め、最終的に東宝配給で公開された。

saruq7のレビュー・評価・感想

のど自慢(映画)
8

タイトルに隠された秘密

タイトルを見た時は、のど自慢大会に出る人達の苦労などを面白く題材にした映画だと思っていましたが、実際に観てみるとそうでは全くなくて、なかなか売れない演歌歌手のお話でした。
私は歌手ではなかったですが過去に芸能活動をしていたことがあるので、ちょっと気持ちがわからなくもない部分がありました。
出演料を払って出演するもの、ノーギャラで出演するものは一部を除けば素人のすること。プロは出演料を貰って出演することだ。そう私も感じる部分は凄くあり、この映画を観ていたら凄く切なくなってしまいました。
この演歌歌手は、地元の人達から応援してもらえる反面、もう諦めなさいという人達もやはりいて、でも、本人は夢を捨てずに頑張ってる。事務所も見捨てず頑張ってくれてる。そんな心が熱くなるような内容です。
プロなのに、お店の片隅でちょこっと物販の為のイベントさせてもらったり、飲み屋さんで歌ってみたりばかりの苦労。売れないと言ってもやはりプロというプライドと意地もありますし、やはり沢山のお客様の前で大きなホールで歌ってみたい。そう思う演歌歌手のお話です。
最終的にはプライドを捨てることになりますが、それでもその時に起きたハプニングによって、複雑ではありますが感動する出来事があったりと、本当ののど自慢大会の裏側を見ているようなシーンもあり、心に何か残るような映画でした。