パスピエ

パスピエ

パスピエ(Passepied)とは、2009年2月に結成した日本のロックバンド。キーボードの成田ハネダが作曲をしているが、基本的にメンバーでアレンジしていく流れに任せている。クラシック音楽のバックグランドを持つ成田が生み出す楽曲と、ボーカルの大胡田のセンスやアートワークが話題になり、2011年11月にリリースのアルバム『わたし開花したわ』は無名の新人ながらロング・セールスを記録した。ニューウェーブを感じさせるロックサウンドに、大胡田なつきの少女のようなボーカルが人気のバンドである。

nagatani4のレビュー・評価・感想

パスピエ
8

多彩なメロディック・メーカー

彼らの音楽センスはクラシック音楽に裏打ちされています。
現在の音楽シーンにおいてなにがもっとも優れているかなんて問いは100問100答あると思います。しかし、彼らにはクラシックに裏打ちされた技術があります。メロディやリズム隊はもうマニアックを極めています。速度変調音変化いろんな顔を毎回見せてくれる彼ら。それでいて一点ぶれないのはボーカルの大胡たなつきさん。とてもかわいらしい声でパスピエのマニアックな音を調和するように歌い上げるのですが、そこがポップとなり非常に絶妙なバランスです。ポップなんだけど芯のある非常に安定したバンドだと思います。さまざまな組み合わせに挑戦してくれてファンとしては非常に楽しませてもらっている限りです。
パスピエのオリジナルグッツの非常におしゃれなものです。ボーカルの大胡田なつきさん、絵もお上手なようで、ジャケットの絵やタオルなどのグッツの絵も手がけています。ポップでかわいらしいだけでなくシャープでアートな感じがしてとてもかっこいいです。よく女の子の絵が出てくるのですが、それがなんだかはかなげに書かれていてとても美しくいつも思います。youtubeで曲を聴くことができますので気になったらこの機会にきいてみてはいかがでしょうか。
耳から離れなくなりますよ。