怒涛の展開に魅力的なストーリー。加えてシリアス&コメディとのバランス感覚の優れた良作
アイヌ文化に明治時代末期、戦争という実際の歴史に金塊争奪サバイバルというオリジナルストーリーをうまく加え、観る人を引き込むとても面白い作品となっている。また設定から重い内容な気がして観るのを躊躇してしまいがちだかそれは勿体無い。張り詰めたシリアスシーンかと思いきやほっとするようなコメディ展開といった具合に重くなり過ぎず展開も良く、観ていて飽きないバランス感覚に優れた作品でもあるのだ。
またアイヌの文化や魂について良く研究した上で魅力的に表現しているので、そういった点でも感心させられるので見所はとても多い。
主題歌にはMAN WITH A MISSIONのWinding Roadという曲が採用されており、疾走感と深みがある曲調で歌詞も良くかっこいいナンバーである。
またストーリーにもとてもマッチしており、一話目で流れた時にはとてもグッときた。
そして一番はどのキャラクターもとても魅力的だというこだ。
主人公の生きる事への執着のようなものをとても美しくクールに表現していたりら、ヒロインの聡明かつ芯の強いキャラクターはこういう人間でありたいと思わされる。
他のキャラクターもそれぞれの信念やプライド、ロマン、哲学を持っておりとてもかっこよい。