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カーアクション洋画感想
2019年公開のフランス制作のカーアクションコメディムービーで、リュック・ベッソンの代表作のひとつである「TAXi」シリーズの約12年ぶりの新作となります。
本作では12年ぶりともあって、主人公が一新され、新たにスピード狂の警官シルヴァンと前作までの主人公ダニエルの甥ながらタクシー運転手としては抜けているエディの2人になり、前作ではスピード狂のタクシー運転手ダニエルとドジ警官のエミリアンから立場が変わった形になりました。
主人公が一新されたとはいえ、舞台がマルセイユなのは変わらず、前作の警察署長(というにはお間抜けすぎる…笑)ジベールがマルセイユ市長になっていたり(大丈夫か?マルセイユ…笑)エミリアンの同僚だったアランも所長に就任してたりとこれまでのメインキャラクターも一部登場しており、全体的にコメディタッチ全開な作風や改造プジョーを駆使した強盗団とのド派手なカーアクションなどTAXiらしい見せ場は引き続き存在してるのでその辺りは過去作のファンも安心できるかも。
ただ、監督が変わっているからか(リュック・ベッソンは脚本で参加)序盤は少し露骨な下ネタに頼りすぎかな?っとも思いました。
クライマックスは意外にもプジョーのある意味引退のように描かれ、世代交代を表してるのかな?っと思わせる描写もありました。