落ちこぼれの魔物の子を王様に
1000年に一度の魔物の子達の王様を目指す戦いの物語です。
魔界では1000年に一度、魔界の王様を決めるため人間界に100人の魔物の子を落とし戦わせ、最後の1人に残った者が新しい王様になれる戦いが繰り広げられます。
魔物は術を使えるのですが、発動するには条件があります。それは、心が通じ合う人を見つけ(本のパートナー)呪文を読んでもらうことです。呪文を唱えることで魔物は術を発動することができるのです。なので人間界にやってきた魔物はまず本のパートナーを探す事に奔走します。
しかし、主役である魔界の子ガッシュベルは魔界の時の記憶を失っています。(どうして記憶を失っているかは重要な要素になるのでここでは伏せておきます。)イギリスの森で倒れているところをある学者が発見します。助けられた事に恩を感じたガッシュはその学者にお礼をしたいと言い出します。そこで学者は日本にいる自分の息子を助けて欲しいとお願いします。その息子は中学に通わず1日中家に引きこもっている、どうか息子を外に連れ出して欲しいとお願いしました。その願いを叶えるためにガッシュは日本に向かうのです。そこで出会う息子(髙嶺潔麿)が後のガッシュの本のパートナーになり2人で魔界の王様を目指して行きます。
ガッシュの成長は勿論ですが、本のパートナーの潔麿の成長も読んでいて楽しい作品になっています。本を燃やされ(本が燃えると強制的に魔界へ帰還させられる)別れる瞬間は敵、味方関係なく感動させられます。子供も大人も楽しめる作品になってますので是非。