今までにない要素が盛りだくさん!新感覚ポケモンゲーム!
発売前から過去のポケモンシリーズとは違うゲームシステムが話題だった今作ですが、その事前情報の通り今までにない魅力がたくさん詰まった作品です!
今作は「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」の舞台であるシンオウ地方の昔の姿・ヒスイ地方が舞台となっています。
「ポケモンは怖い生き物」とされポケモンについての理解が乏しく、まだ人とポケモンが上手く共存できていない時代の物語です。
従来の作品は各地のジムを巡りポケモンリーグ制覇を目指す「バトル」がメインの要素ですが、今作はポケモンの生態について調べ、図鑑を完成を目的とする「捕獲」がメインとなっています。
プレイヤーは身を潜めたり、アイテムを駆使したりしながらポケモンを捕獲するのが主なプレイ内容です。
もちろん野生のポケモンもしくは登場人物とのポケモンバトルも可能でバトルシステムも一新されています!
1回ずつ行動する従来のターン制ではなくポケモンの素早さや技によって連続行動ができたり、同じ技でも「早業」と「力業」の切り替えができ状況によって使い分けることが可能です。
早業は技の威力は落ちるが行動順が早くなり、力業は技の威力が上がるが行動順が遅くなるという特徴があります。
どちらもPP(技の使用回数)を通常より多く消費しますが、戦術の幅も広がるうえにポケモンの進化や図鑑のタスクに影響することもあり欠かせない要素の一つになっています。
しかしバトル専用の施設やポケモントレーナーという概念はなく、通信によるポケモンの交換はできますがバトル関連のマルチ要素もありません。
そのためバトルをメインに楽しみたい方には少し物足りない内容となっているかと思います。
その他にもポケモン同士のバトルの前にアクションを駆使して、プレイヤー自身がポケモンと相対する必要がある特殊なポケモンが出てくる場合があります。
バトルもほとんどの場合が強制的に発生するのではなく、自分で手持ちのポケモンを投げてバトルを発生させないといけないので簡単で分かりやすい操作が好きな方には扱いづらい可能性があります。
広大なフィールドを探索したり地道に図鑑のタスクを達成していく作業が好きな方や、様々なアイテムや操作を駆使してアクションを楽しむゲームが好きな方にはとてもオススメです。