コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

『コーヒーが冷めないうちに』とは日本の映画作品である。小説『コーヒーが冷めないうちに』『この嘘がばれないうちに』を原作として作られた。
喫茶店の店員である数を演じる有村架純を主演として、2018年に公開された。全国307スクリーンで上映され、興行収入は2億円を超えた。
とある喫茶店を舞台としており、自分が戻りたい過去に戻ることができるという内容である。1杯のコーヒーが冷めるまでの間だけ、過去に戻ることができる。冷める前に飲み干さなければ、現実に帰って来ることができなくなる。
この作品は4つのストーリーから構成されており、恋人、夫婦、姉妹、親子がテーマとなっている。登場人物たちは、喫茶店を訪れ過去に戻り、会いたい人に会うことで、大切なことに気付いていく。
「4回泣ける」と言われているこの作品は、それぞれのストーリーの中に泣けるポイントが散りばめられている。そして最後のエピソードでは、特定の席に座り続ける女性の正体と、数をめぐる意外な過去が明らかになる。

hai0213のレビュー・評価・感想

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コーヒーが冷めないうちに
10

隠された過去とは...。

有村架純さん演じる数が、勤める喫茶店でお客さんを過去へ戻していきます。しかし、過去へ戻る際にいくつかのルールが...。その中の一つに、「過去へ行ってどんな行動をしたとしても現在は変わらない」というルールがあります。現在が変わらないなら、なぜ過去へ行くの?という人もいます。しかし、過去へ戻った人たちは皆心の何かが変わっているのです。そして、ついに数も隠された過去へと...。

主人公の数の働いている喫茶店にやってくる、過去に戻りたいというお客さんが過去に戻った時、衝撃の事実を目の当たりにすると思います。一人一人のストーリーに感動しました。
いくら現在が変わらないと言っても、過去に戻ってどうしても伝えたいこと、どうしても渡したいものがそれぞれあります。
過去に戻る前は私的な感情のみで戻るが、戻ってみると戻らなければ分からなかった真実や感情、できるならこのまま戻りたくないずっと一緒にいたいと思うほど...。
戻った後は今までの考え方を改め、新たな道へと進んでいくのがとても共感しました。
実際に自分が大切な人に対してしてしまった後悔を少しでも払拭して前に進みたいと思いました。
是非見て大切な人に思ったことを隠さず伝えてみてはどうですか。