プランダラ / Plunderer

プランダラ / Plunderer

『プランダラ』(Plunderer)とは、『月刊少年エース』にて2015年2月号から2022年6月号まで連載された、水無月すうによる日本の漫画作品。単行本は全24巻。すべての人間が体に「数字(カウント)」を刻まれた世界「アルシア」を舞台とするファンタジーバトル漫画である。
物語は、母の遺言に従い「撃墜王」を探す少女・陽菜=ファロウ(ひな=ファロウ)が、仮面をかぶった青年・リヒトー=バッハ/坂井 離人(さかい りひと)と出会うことから動き出す。数字がゼロになると地表の奈落へと落とされる過酷な世界において、陽菜はリヒトーこそが探していた撃墜王であることを知る。その後、軍の少尉であるジェイル=マードックや、リヒトーのかつての部下である園原水花らとの激しい戦いや出会いを経て、物語は大きな転換点を迎える。ナナの能力によってリヒトーや陽菜、ジェイルたちは「廃棄戦争」が起こる前の過去の世界へと飛ばされ、若き日のリヒトーたちが通う軍学校を舞台に、世界の隠された真実が明かされていく。
メディアミックス展開として、ギークトイズの制作によりテレビアニメ化され、2020年1月から6月までTOKYO MXほかにて全24話が放送された。

punichanmama4のレビュー・評価・感想

プランダラ / Plunderer
9

テーマがリアルとリンクする漫画(プランダラ)

舞台は「アルシア」と呼ばれる土地で繰り広げられる物語で、アルシアに住む人々は生まれたときから「何か」をカウントしながら生きていく事を義務づけられた世界である。この世界では自信がカウントしている数字が0になると、地面から無数の不思議な手が出現し、「アビス」という世界に引きずりこまれる「アビス堕ち」という不思議な現象が存在する。
実はアビスと呼ばれる世界は、かつて核戦争による資源が尽きた地球で資源の確保と人口統制のために、見捨てられた世界であった事が発覚。
物語は、不毛な戦争の廃棄とアルシア、アビス双方に生きる人々の本当の意味での平和を勝ち取るために、主人公を含めた7人の撃墜王とその仲間たちが戦う考えさせられるアクション大作です。
現代の少子高齢化や環境問題にも類似される状況をテーマにするところにまずは驚愕ですが、主人公を含めた主要人物の過去のストーリーから皆が深い悲しみを背負って戦っている構図が、続編が気になる構成になっています。
ネタばれの可能性があるので、漫画の内容を深く説明する事ができませんが、「アクション・友情」が好きな方は間違いなく沼にハマる一作です。