ヴァイオレット・エヴァーガーデン
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは京都アニメーションが制作したTVアニメです。
原作はアニメ制作会社である京都アニメーションが主催する、京都アニメーション大賞で第5回小説大賞を受賞した暁佳奈による小説です。同賞での大賞受賞作品は今作が初めての事でした。
大陸間での大規模戦争が長きにわたって続いている世界。
孤児である主人公のヴァイオレットは少女兵として戦線に投入される。
戦闘で高い戦績を上げ、戦場では戦闘人形とまで恐れられたものの、戦争末期に両腕を失うという大怪我をして戦線を離脱。
自分を引き取り育ててくれた上官であるギルベルト少佐も「愛している」という言葉を残して戦場で行方不明となってしまう。
両腕が義手としての生活を余儀なくされた彼女は、戦争終結後にギルベルトの親友である
クラウディア・ホッシンズに引き取られる。
彼はCH郵便社を経営しており、ヴァイオレットは郵便社で手紙の代筆を行う自動手記人形として働き始める事となる。
幼い頃からずっと戦いの中に身を置き感情に乏しいヴァイオレットは代筆業の仕事をしていく中で段々と人の感情を知っていく。やがては上官の最後の言葉である愛の意味にも近づいていく。
高いクオリティに定評のある京都アニメーションによるアニメ映像と感動を生むシナリオが合わさり人気を博し、TVアニメ後も2回に渡りアニメ映画が作られました。