グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki

『グラップラー刃牙』とは板垣恵介による日本の漫画。1991年から『週刊少年チャンピオン』で連載され、OVAやテレビアニメ、ゲームなどメディアミックス展開もされている。東京ドームの地下に秘密裏に建造された闘技場では日夜、熱き格闘家たちによる試合が行われていた。地下格闘技場の若きチャンピオン範馬刃牙は、「地上最強の生物」である父親、範馬勇次郎を倒すため、強者との戦いを求め続ける。全国の男を熱くさせた格闘漫画の金字塔である。

901R21のレビュー・評価・感想

グラップラー刃牙 / Baki the Grappler / Grappler Baki
8

人間の肉体の表現を細部まで追求したマンガ

今回私が紹介するマンガは板垣恵介氏による格闘マンガ『グラップラー刃牙』です。
このマンガは主人公範馬刃牙が地上最強の生物と言われる自分の父親範馬勇次郎を超えるために、格闘技を通して様々な強者たちとバトルを繰り広げ、己の強さを磨いていくお話です。
このマンガの見所は、板垣恵介氏によって描かれる登場する競技者たちの強靭な肉体の表現の仕方です。
人間の筋肉の構造や形がとても細かくかなり盛り気味に描かれており、初見でその人物の強さや競技技術のレベルの高さを想像させるような、ほかのマンガにはない人間の肉体をすみずみまで研究した板垣恵介氏にしか描くことができないようなキャラクターデザインとなっています。
しかし、やはり格闘マンガなので格闘がメインであり、血しぶきなどの暴力的な表現が非常に多く描かれているので、そういった表現が苦手な人にとっては少し読むのが大変な内容になっていると思います。
また暴言もかなり多く含まれているので教育上もあまりおすすめはできません。
しかしそれ以上に読み応えがあり、とても面白い内容のマンガになっているのでおすすめです。
このマンガを通してプロレスや空手など格闘技に興味がわくこともあるかもしれません。