米津玄師の魅力とは?
2013年にメジャーデビューした『米津玄師』、2018年には自身の代表曲『Lemon』を熱唱した。
米津玄師のMVというと『アイネクライネ』『アンビリーバーズ』『Lemon』『感電』『死神』などが有名だ。なぜここまで彼が人気となったのだろうか?その魅力として、独特な歌詞の表現力、ミステリアスな風貌、印象的なMVなどが挙げられる。米津玄師は歌手としてデビューする以前より、ニコニコ動画の作詞・作曲家『ハチ』としてすでに注目を集めていた。当時から言葉の言い回し、韻を踏んだ歌詞、ブラックな曲調などに多くのファンがいた。
メジャーデビューしてからというもの、『ハチ』としての活動はほぼ無く、歌手として世に出ている。ニコニコ動画では顔出しで歌っていたわけではなく、またメジャーデビューしてからもハッキリと顔が分かるようなMVは無く、そんな不思議な見た目に惹かれるファンも少なくない。
『Lemon』が有名だが、J-POPには珍しく「死」「悲しみ」を題材に書かれた歌詞だ。それは失った家族、恋人、様々な人間に当てはめられる。この曲が人気であるのは、そんな重い題材を、視聴者が思いを乗せられるような曲に載せている点ではないだろうか。また、同じく『感電』はドラマの主題歌として有名なのだが、米津はドラマの台本を二話分を読み、そこから歌詞や曲の構成を全て構成したらしい。ファンは皆、ドラマとの解釈一致に歓喜している。
今までには無かった、文学的な歌詞と癖になる歌詞。これからも彼のアーティストとしての活動に期待したい。