HEAVY RAIN 心の軋むとき

HEAVY RAIN 心の軋むとき

『HEAVY RAIN 心の軋むとき』とは、2010年にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation 3用ミステリーアドベンチャーゲームである。開発は、フランスのゲーム制作会社クアンティック・ドリーム。主要キャラクターであるイーサン・マーズ、スコット・シェルビー、マディソン・ペイジ、ノーマン・ジェイデンの4人が、連続誘拐殺人事件の謎を解き明かしていくストーリーで、プレイヤーの選択によってエンディングが変わる。独創性や革新性が評価され、日本ゲーム大賞ではゲームデザイナーズ大賞を受賞。

euon16のレビュー・評価・感想

HEAVY RAIN 心の軋むとき
9

プレイする映画というジャンル

このヘビーレインというゲームは人気作となった「Detroit: Become Human」と同じフランスの会社、クアンティック・ドリームのゲームである。
このゲームの特徴は、選択肢の自由さ、重厚なストーリー、そしてなんといってもとにかく綺麗なグラフィックだ。
主人公が4人おり、それぞれの選択肢や行動によってエンディングも大きく変わってくる多くの人間が救われるエンディングもあれば、主人公全員が死ぬこともある。バラバラだった主人公たちの話がだんだんと1つの結末に集まってくる感覚と、その驚きの結末にはきっと溜息するだろう。
グラフィックが綺麗だと最初に述べたが人の表情、そしてタイトルにもある重要な要素「雨」が本当に細かに出されていて、そこに声が付き映像が完成している。
操作方法も独特で、複数のボタンを同時押しで踏ん張ったり、コントローラーを上下に振ることで歯を磨けたり、決して難しい操作ではないのだが、指定されたボタンの通りに操作をしていると、いつの間にか主人公の行動とこちらの行動が一体化しているのだ。
オススメなのはこのゲーム、Moveに対応しており、扉を開けたり物を調べたりという細かい主人公の動作の指示がうまく映像の中の主人公とこちらを結びつける操作になっている。
一体感がありすぎて非常に疲れるのだがmoveでのプレイもぜひやってみてほしい。

体験版もあるので一度この「プレイする映画」というジャンルを体験をしてもらいたい。