前作をはるかに超える名作
木村拓哉さんを主役に起用して話題となったジャッジアイズシリーズの続編。
発表された当初から話題沸騰だったが、その期待を裏切らないプレイ感がありました。
ストーリーはいじめを題材にしているので暗くもあり人によっては受け入れられがたいかもしれませんが、そこから展開される物語はエンタメ性もあり考えさせられる場面もありとても面白く感じられました。
ゲームプレイの面に関しては主人公が探偵ということで、用意された「調査アクション」の数々は種類を追加しただけではなく、前作では不評気味だった尾行には新たなアクションを追加してストレスなく遊べるようになり、より没入感や探偵気分を味わうことができました。
龍が如くスタジオといえばのバトルアクションは今作はさらにブラッシュアップされており、集団戦に強い「円舞」一対一に強い「一閃」、そこに新たに加わった「流」という合気道や柔術にみられる関節技や投げに特化したスムーズに戦えるバトルスタイルが追加されており、前作では「一つだけ強いからそれだけ使えばいいじゃん」と思われていたところを今作では三者三様と綺麗に使い分けられるような調整がされており、だれでも手軽に、前作をプレイされている方なら更にかっこよく楽しい喧嘩アクションが楽しめるようになりました。
シリーズおなじみのサブストーリーだけでなく、今作はさらに「ユースドラマ」という学校を舞台にした物語が楽しめます。
こちらも本筋のストーリーと負けず劣らずのボリュームがありますので、かなり遊びつくせると思います。
ゲームとしてもエンターテイメントとしてもどこをとっても面白い一作なので、木村拓哉さんファンの方にもゲームファンの方にもとてもお勧めしたい一本でした。