ミスミソウ

2krurura112のレビュー・評価・感想

レビューを書く
ミスミソウ
7

かなりグロい!

映画『ミスミソウ』のあらすじとレビュー!

とにかくグロかったです。
父の転勤で東京から大津馬村の中学校へ転校してきた主人公野崎春花はクラスメイトから壮絶ないじめを受けていました。
そして卒業2か月前家族にいじめられていることを知られて登校拒否をするようになりました。すると、クラスメイトのいじめのターゲットが佐山流美へと代わりました。佐山は野崎を恨みぶっ殺してやると計画を企てます。
そして佐山やいじめっ子含むクラスメイト達は野崎の家を放火します。この放火で野崎の両親が亡くなり妹が全身火傷の重傷を負います。(ここの描写からグロくなっていく)
野崎は放火犯がクラスメイトだと知り再び登校し復讐を始めます。まず、日頃いじめてきた女子3人を刃物で切り金属棒で滅多撃ちにして殺します。
そして主犯格の男の腹を刺し顔を切り雪山から落とし脚を複雑骨折して殺しました。
行方不明となった4人を不審に思い放火を実行したクラスメイト2人が野崎を殺そうと試みます。が、これも失敗に終わりクラスメイト2人は己の武器によって野崎に殺されてしまいます。残る実行犯は佐山流美だけとなります。
佐山流美はクラスメイトのリーダー的存在小黒妙子をとても慕っていました。妙子が望むのならと放火を実行して喜んでもらえると勘違いをしていました。
そんな妙子に見放され野崎から命を狙われていた佐山は妙子を殺すことに決めました。妙子を襲撃し激闘を制したが妙子は複数箇所刺されながらも生き絶えました。
野崎に心を寄せる相葉みつるという男がいます。相葉は野崎と東京の学校に進学し一緒に暮らして行きたかったのですが同居中の祖母に反対され切り殺してしまいました。
そんな中野崎が東京に行かないことを告げられます。計画通りに行かなくなってしまった相葉は野崎の残された家族である祖父を殺してしまいました。
そして最後の決闘が始まります。
佐山が野崎を殺しにかかりますが、相葉に阻まれ相葉の手によって佐山が殺されます。その後野崎は佐山による反撃で相葉は野崎による反撃で致命傷を負い2人とも亡くなって物語が終わります。

ここまで内容を聞いてわかるように殺し合いが生々しく写されています。
ですが、真冬の光景に赤い血しぶきが対照的な色合いで凄く綺麗な情景を描きます。
人間の弱みを描く最も切なくて最も美しく残酷なトラウマサスペンスとなっております。
また主演の山田杏奈ちゃんの雪のように白い肌と血の対比も美しく謎めいた演技力に惹きつけられます。
普通の映画に飽きた刺激が欲しい方にはとてもオススメの作品となっています。
なんだかんだで1回目はグロくて見れなかったのに癖になってしまう映画です。ぜひ、ご覧ください!