リメイクとしては良作
昨今、様々な作品のリメイクやリバイバルと言った名称で昔のタイトルの掘り起こしを各メーカーがしている。
新規IPで売れないよりも既存IPをリメイクする事で昔のプレイヤー層に一定は売れるだろうと言う、販売戦略での見込みが立ちやすいからだと言われている。
今回の『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』に関しては販売戦略での成功と「これで良いんだよ」的なリメイクの仕方がマッチした作品だと思う。
元々のゲーム性は損なわずに操作の方法を変えたり現代のグラフィックに置き換えて声を入れるなどの古いプレイヤーに配慮しつつも現代のプレイヤーが違和感の無いような作り方にされていた。
古くないと言えばリメイクである以上古臭さはあるがそれが前面に出ることは無く重箱の隅をつつくようなことをしなければ十分受け入れられるような作りだった。
トロフィーをコンプするためには最低3周はする必要があり、その為に長い時間をかけることなく引継ぎ要素も入っているのがうれしいところ。
レベルやある程度のアイテムを持ち越せるため1から始めることが無いようにできている。
元のゲームがSFC時代の物なので音楽に思い入れがある人が多い模様。
この音楽だとこのゲームと言ったお決まりの物があった時代ゆえの物ともいえる。