間違いで求婚された女は一年後離縁される

間違いで求婚された女は一年後離縁される

『間違いで求婚された女は一年後離縁される』とは、ヤマトミライによる日本の小説作品である。小説家になろう発の人気作品であり、アマゾナイトノベルズより刊行されているほか、ほいっぷくりーむによるコミカライズ版も展開されている。
侯爵家に生まれながらも不義の子として父親に認められず、使用人以上のような過酷な扱いや飢えに耐えてきた少女シェリルが物語の主人公である。ある日、美しい妹と間違えられたことからグレイグ・セノーデル辺境伯よりプロポーズの手紙が届き、彼女は彼の元へと嫁ぐことになる。しかし、結婚当初から一年後に離縁するという約束を交わされており、遅い初恋に失恋してしまった冷徹な辺境伯グレイグと、本当の幸せをつかもうとするシェリルの切ないすれ違いや心情の変化が描かれている。
もどかしいやり取りを挟みつつも最終的にはハッピーエンドを迎える王道の恋愛ファンタジーとして、多くの読者から支持を集めている。

mili-mili2525d6のレビュー・評価・感想

間違いで求婚された女は一年後離縁される
8

健気な主人公の幸せを願わずにはいられません

主人公のシェリル・ハルフウェートがとにかく健気で慎ましやか。
品がありおしとやかな淑女然としたところにも好感がもてます。

伯爵令嬢でありながら、使用人よりもひどい扱いを受け、長年虐げられてきたにもかかわらず前向きに暮らそうとする主人公の健気さに胸を打たれ、彼女の幸せを願わずにはいられません。

セノデール辺境伯の最初の態度には腹が立ちましたが、物語が進むにつれてシェリルとセノデール辺境伯には早く幸せになってほしいと思うようになり、ふたりがギクシャクしたり、ぎこちなかったりするたびにやきもきしてしまいます。
こんなに続きが気になる作品はなかなかありません。

原作は小説のようですが、漫画の絵に惹かれて読みました。
絵がきれいで登場人物の書き分けもしっかりされています。

主人公は健気でかわいらしく描かれ、悪役は悪役らしく憎らしく描かれているので、より主人公に感情移入しやすく読みやすかったです。
脇役である執事や使用人たちも魅力的に描かれているので、登場人物で混乱することはありませんでした。

ストーリーは家族の愛を知らず虐げられてきた主人公が周りの人の温かさを知り真実の愛を手に入れるという王道のストーリーです。
無理のないストーリー展開で分かりやすいので、王道のラブストーリーがお好きな方におススメです!