WANIMA / ワニマ

WANIMA(ワニマ)は、KENTA (Vo/Ba)、KO-SHIN (Gu/Cho)、FUJI (Dr/Cho)の熊本出身の3人組ロックバンド。2014年8月にPIZZA OF DEATH RECORDSと契約。2017年2ndフルアルバム「Everybody!!」に収録されている『やってみよう』が「au三太郎シリーズ」に起用され、WANIMAの名前が世間に広く知れ渡った。同年、さいたまスーパーアリーナにて初のワンマンライブ「JUICE UP!! TOUR FINAL」を開催してチケットはSOLDOUTという人気ぶり。ROCK IN JAPAN FESTIVALと始めとする全国主要大型フェスにも出演しており、夏フェスには欠かせない存在となってきている。アーティストとの交流もあり、ONE OK ROCKのTakaと清水翔太によるはプロジェクトにKENTAが参加するなど活躍の場も広がっている。

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WANIMA 下積み時代から国民的バンドになるまでの軌跡

CMソング、ドラマの主題歌、全国ツアーなど歌を耳にしない日がない程、有名なKENTA、KO-SHIN、FUJIの三人組バンド『WANIMA』。
そんな三人がどのような道のりで誰もから愛される歌を発信するようになったのか。
三人の生い立ちから有名になるまでの軌跡を順を追って説明していきます。
ボーカル兼ベース担当のKENTAは熊本県天草市出身です。
WANIMA結成の発起人であり、高校時代にはKO-SHINと共にWANIMAの前身バンドである「HANIMA」を結成しています。
地元では、自ら潰れたパチンコ屋を改装してライブハウスを作って活動していました。
しかし、ドラムを担当していた人が音楽活動を辞めてしまった為、「HANIMA」は解散となりました。
その後、高校を卒業したKENTAは19歳で上京をします。
ギター担当のKO-SHINはKENTAと共に上京はせず、家庭の事情から弟が高校卒業するまでは自衛隊に入隊すると決意していたため、KENTAより一年遅れて20歳で上京します。
ドラム担当のFUJIはKENTAやKO-SHINより2歳年上で既に上京しており別の人達とバンドを組み活動をしていました。
KENTAとKO-SHINは東京でWAKITAという人物と出会い、彼をドラマーとして向かい入れ三人の本名の頭文字をそれぞれとった『WANIMA』を結成します。
KENTA→松本健太(WANIMAのMA)
KO-SHIN→西田光真(WANIMAのNI)
WAKITA→本名不明(WANIMAのWA)
※脱退後はFUJIこと本名藤原弘樹のWAとなります。

二年ほどKENTA、KO-SHIN、WAKITAの三人でWANIMAとして活動しますが、2012年にWAKITAが脱退します。
そんな時に東京のライブハウスの店長の紹介で現在WANIMAのドラムを担当しているFUJIと出会い二代目ドラマーとしてWANIMAに向かい入れます。
2013年12箇所で自主的にライブツアーを行うなど本格的にバンド活動を始めます。
この段階でもある程度有名ではありましたが、全国的にみるとまだまだ認知度の低いバンドとしての位置づけでした。
そんなWANIMAを全国的に有名にした曲が2017年、auのCMで採用された「やってみよう」です。
その後は、
熊本大震災に向けて作った曲「ともに」
映画OVER DRIVEの主題歌に採用された「Drive」
映画ONE PIECE STAMPEDEの主題歌「GONG」
テレビドラマ、刑事ゆがみの主題歌「ヒューマン」
など、数々の名曲が誕生しました。
初のドームツアーを開催するとツアーファイナルでは二日間の動員数が七万人と国民的人気バンドとなっていたのです。
WANIMAのファン層を見てみると若い世代だけではなく、中年層の方からも愛されているのがわかります。
WANIMAの歌う曲がストレートな言葉で作られており、聞いている人々の心にグッと刺さるのが一つの愛される理由だと思います。
元気がないときは「ともに」盛り上がりたいときは「シグナル」など、今の自分の気持ちに合わせて聴ける曲がたくさんあります。
ここでは紹介しきれない程まだまだたくさんWANIMAにはいい曲がありますので是非、一度聴いてみてください。