BOOWYという脅威
BOOWYは日本ロック界を代表するバンドです。
なんといっても、氷室京介と布袋寅泰が共存したという事実が奇跡以外の何物でもありません。
バンドには奇跡としかいえない巡り合わせがあります。
ビートルズしかり、rage Against the machineしかり、ブルーハーツしかり。
他の誰でもない、このメンバーでなければいけなかったという組み合わせがあります。
氷室京介は良い意味で癖がある歌い方で、ビジュアル系の歌い方の先駆者ともいわれ、布袋寅泰は速弾きができるとか、そういった小手先の技術ではなく、メロディセンスの塊で、数々の名メロディを生み出しました。
本来、バンドの主役はボーカルです。
そして氷室京介は誰もが認める人間性と歌唱力で、圧倒的なカリスマ性を持っています。
しかしながら、布袋寅泰の美しいギターさばき、耳をつんざく様な豪快なギターも誰にも真似できません。
カリスマと、豪快なギターは故に奇跡の共存といえるのです。
また、彼らは解散後に再結成をしていないバンドとしても有名です。
再結成をする可能性はほぼないでしょう。
奇跡のバンドが解散後に再結成をしない。
神格化されるのも当然です。
むしろ再結成しないから、ファンの頭の中で今でも音が鳴り響いているのかもしれません。