主人公の成長をともに見守れて、アクション性も素晴らしい作品
2002年に発売されたキングダムハーツ(以降KH)シリーズ初代から続くシリーズ最新作となります。
前作までのストーリーのあらましとしては突然自分たちの住む島を襲われて幼馴染が攫われてしまったので助けに行こうという王道RPG作品なのですが、タイムスリップもの及び時代を超えて受け継がれている意思などかなり深いストーリー構築がされている作品です。
遂に完結するシリーズ最新作となるのですが、この作品で遂に今までずっと敵として立ちはだかっていたマスター・ゼアノートとの決着が着くことになります。
彼との因縁はKHバースバイスリープ(以降BbS)から続いており、シリーズ初代から数えていくと10年前からの宿敵になります。その当時の主人公の一人であるヴェントゥスは、BbSのストーリーのラストで傷つき、それを癒すためにシリーズ全体の主人公であるソラの心の中へと逃げ込みます。そのヴェントゥスから思いを受け継いだため、本来強い心を持ち、師から認められて継承していないと使えないはずのキーブレードをソラは使うことができるのです。
複雑なストーリーが好き、アクションRPGが好き、ディズニー作品が好き、ファイナルファンタジーシリーズが好きなど様々な人にオススメできる作品です。