食わず嫌いはもったいない!
好き嫌いが大きく別れる事が多い『UNISON SQUARE GARDEN』。
「シュガーソングとビターステップ」は好きだけど、他はあんまり…という方、もったいないですよ!
言葉選びが繊細で、ともすると聞いてる方が恥ずかしくなるような歌詞も確かにあります。反対に中毒性のある「え?!私のモヤモヤ、かわりに叫んでくれてる?」と思うくらいガンガン訴えてくる熱唱(絶叫)系ストレス発散曲も多いのです。ドライブしながら聴いたらアクセル踏みまくりで慌ててパトカーいないか探してしまいました。
UNISONのライブは観客をコールアンドレスポンスやアオったりしない。なのに何故か一体感を感じます。これはベースの田淵さんの存在が大きいです。
ファンとバンドを確実に繋いでくれています。ボーカル斎藤さんの声もきれいなだけではありません。時折挟み込んでくる悪魔的な雰囲気。超絶なギターテク。1人で何役もこなす斎藤さんは、細身の身体からは想像もできないパワフルで器用なボーカリストです。
特筆すべきはドラムの鈴木さん。多彩な技を惜しげもなく見せつけてきます。
一本、芯の通ったドラムの音に色気すら感じゾクゾクしてしまいます。
タイトルがちょっと…声が苦手…歌詞がファンタジー過ぎるなどなど苦手意識は色々あると思います。
でも、もったいないですよ?『UNISON SQUARE GARDEN』はいろんな角度から見てほしいバンドです。