水曜日が消えた

水曜日が消えた

『水曜日が消えた』とは、1人の男が曜日ごとに異なる人格になり、その様子を火曜日の「僕」の視点を通して描いた映画である。主人公は幼い頃に事故にあい、7人の人格が日替わりで現れるようになったというストーリーだ。ある日、水曜日が消え火曜日の僕が水曜日も生きはじめるようになる。はじめは2日間生きられることにはしゃいでいたが、そこから徐々に異変が現れ問題が起きていくのだった。この映画の監督・脚本はCGアーティストとしても有名な吉野耕平が、主演は今注目の俳優である中村倫也が務めている。

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水曜日が消えた
6

7人の中村倫也の演技が光る作品

『水曜日が消えた』
2020年6月公開の日本映画。

主人公の青年は、幼い頃交通事故に遭い曜日ごとに人格が変わる身体になる。
それぞれお互いを曜日で呼び合い、それぞれの情報を毎日の日報で報告し合いながら暮らしていた。

その中の1人である『火曜』は、中でも1番地味で保守的な性格。火曜を視点に物語が動き始める。

火曜は、毎日火曜に目覚めるーー。
そんな当たり前の日常がある日突然崩れ始める。
なんと火曜が次に目覚めたのは、水曜だった⁉︎

性格も趣味も全く異なる7人の『僕』を演じるのは中村倫也。
彼の名演技が光る作品です。
まず7人ともそれぞれ個性があり、しっかり7人が別人物になってます。
声が変わったりするわけではないのに、彼の雰囲気がガラリと変わる瞬間に見入るほどです。

またそんな中村倫也の1人芝居を取り囲むキャストも素晴らしい演技です。

一方初見だと、若干中村倫也に飽きてくる印象があります。
104分の作品ですが、少し入り込むまで時間がかかります。

ですが、是非エンドロールまで頑張ってみてください。
エンドロールも7人を存分に楽しむことができます。

そして作品が終了したら、きっとまた7人の中村倫也に会いたくなること間違いなしの作品です。
是非作品を見て楽しんでみてください。