感動して泣ける
ほとんどが一話完結型でとても見やすいです。その中で全体を通して主人公のヴァイオレットの心の成長がみられるのが感動します。
戦争で唯一の心の支えだった大佐との別離を経験したヴァイオレットは、戦火の中で失った両腕に義手をつけ、手紙の代筆を行う「自動手記人形」という仕事に就きます。
戦争の道具として利用される中、大佐が少しづつ心を開いていく中で愛する感情が芽生えがそれが何かわからないヴァイオレットでしたが、いろいろな人の手紙を代筆する中で感情を理解して感情を取り戻していくところが見所です。
一番最初に一話完結と書かせていただきましたが、中でも私の一番のおすすめの回は10話です。
話の途中で最後のオチがわかってしまうのですが、それでも涙無くしては見れませんでした。母親が自分が亡くなる前に、子供へ何十年分の手紙を送るのですが、子供は何をしているのかがわからずヴァイオレットへいらだちをぶつけますが、ヴァイオレットは本当のことが言えず葛藤するところが心の成長を感じました。
最後、手紙が届き子供の成長、結婚、さらに子供ができた所の母親と子供のシーンの再現がさらに感動しました。
京都アニメーションの画力と音楽がさらに後押しをしとても素晴らしい作品で自信をもってお勧めする作品です。